チビで女嫌いの硬派を自称する青葉春助と、彼に一目ぼれした「エル」こと朝丘夏美のドタバタラブコメディ。漫画とアニメでは途中から別のストーリーになっている。文庫本のあとがきに「宮崎美子さんの出演されていたカメラのCMの中で(いまの君はピカピカに光って)と言うフレーズと映像に強いインスピレーションを受けてかぼちゃワインと言う作品を執筆するきっかけになりました。つまり当時の宮崎美子さんがLのモデルと言う事になりますかね。」と当時CMで流れていた宮崎美子が出演したミノルタ MINOLTA X-7のCMにインスピレーションを受けた事で同作品が誕生した事が語られている。
1984年7月14日に東映系にて『東映まんがまつり』の一作品として『The♥かぼちゃワイン ニタの愛情物語』を公開。上映時間は24分。 他のテレビアニメ劇場版の新作と同じく、主題歌はテレビシリーズのものを流用していた(オープニングについては歌詞テロップ無し)。「ニタの愛情物語」はサブタイトル的な扱いになっている。 テレ朝月曜19:30アニメの劇場版は、前番組『一休さん』の劇場版6作品に次いで7作品目だが、本作が事実上最後となった。