2016年11月16日発売。詩島剛とハートを主人公としたVシネマ作品。
物語は、『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』とテレビシリーズ第41話の間を舞台とし、チェイスがプロトゼロであった頃についても回想で描かれる。また、チェイスが裏切った後のチェイス・ハート・ブレンの関係性や、プロトドライブとしてのパートナーであったチェイスとベルトさんとの絆など、テレビシリーズでは描かれなかったキャラクターの掘り下げも行われている。脚本を担当した三条陸は、同じ石ノ森章太郎原作の『人造人間キカイダー』に通ずるロボットヒーローの悲哀をテーマとしている。当初は50分程度の予定であったが、監督の石田秀範が俳優陣の意向を盛り込んでいった結果、85分の長尺作品となった。 本作オリジナルキャラクターとして魔進チェイサーのパワーアップ形態・超魔進チェイサーが登場するほか、『仮面ライダーW』の照井竜 / 仮面ライダーアクセルがゲスト登場する。なお、後者については妻・亜樹子との結婚生活について、シナリオよりも突っ込んだ描写が追加されている。 ソフトは通常版のほか、『鎧武外伝』と同様にパワーアップアイテムが付属した初回限定生産版が発売される。『鎧武』のロックシードと異なり、『ドライブ』の連動アイテムであるシフトカーやバイラルコアには音声ギミックがないため、変身アイテムのDXブレイクガンナーが付属する形となった。